日経BPコンサルティングによる「IT/デジタルの仕事実態調査2019」により、「給料が高い」「働きやすい」「仕事のやりがいがある」「スキルが高まる」「急成長している」「安定している」「福利厚生が充実している」「経営者にカリスマ性がある」「経営方針や社風に共感する」の9項目から「働きやすそうな会社」ランキングが明らかになりました。
デジタルの仕事を担う3000人を対象に実施した調査で、主要IT企業22社に対するイメージを調べたものです。
最も「働きやすい」として挙げたのは、ヤフー社であり、社員食堂や同じオフィスビル内にある保育所など職場環境の充実や、2017年4月に週休3日制度を導入したことも話題を集めています。
2位のLINEから6位のクックパッドまで、ネット企業が上位を独占しています。
LINEの出沢剛社長は「報酬制度や働きやすいオフィス環境ももちろん大事ですが、やはり一番は新しいことにチャレンジし続ける企業姿勢を見せることだと思います」と語っており、新たなことに挑戦するネット企業の社風が働きやすさのイメージにつながっていると考えられます。
日立製作所が12位、NTTデータが14位、富士通が15位、NECが16位と、大手のITベンダーやシステムインテグレーターも残業時間減など働きやすさの向上に向けた取り組みを進めているが、ネット企業に比べやや分が悪い結果となっています。
「働きやすい会社」であることも大切ですが、新しい取り組みにチャレンジするなど、企業ごとの特色を活かした「働きたくなる会社づくり」が益々重要になっていくと考えられます。
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