人事・労務の知恵袋

人事・労務 Slack社のSlack活用方法

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

IT業界のみならず、Chatwork、Slack、Line works、Workplace、Directといたビジネスチャットを導入する企業が増えてまいりました。

ビジネスチャットを導入すると、送信後の修正が可能で合ったり、定型文の入力の時間削減や単語の検索が容易であったり、グループ別で情報の整理やしやすくなるなどのメリットがあると言われていますが、どういった使用方法がより効果的なのか、Slack社でのSlackの活用について、米Slackの人事担当シニアバイスプレジデントにITメディア社が話を聞いております。

まず、SlacK社に新たに入社した従業員は全員サンフランシスコのSlack本社へと集められ、そこで3日間のオリエンテーションを受け、3日間のカリキュラムで「Slackのツールとしての使い方」の説明や実践に費やし、このうちの残りの時間をSlackカルチャーの理解や、Slackのエグゼクティブらを含む本社メンバーとの交流会に割り当てられます。

オリエンテーションの中で行われるSlackの使い方では、Slackに慣れ、そのカルチャーを学習するだけでなく、より重要な部分に「複数の異なるチャンネルに参加する」というトピックがあり、とっかかりの部分ではあるが、単純に業務に直接関係するチャンネルだけでなく、自身が興味のあるチャンネルに参加してみるということにより、趣味を通じた相互理解や相手の特性を理することなどがポイントとなります。

入社後、実際に業務を始めた段階においては、「help-」で始まる多くのチャンネルが用意されており、「help-benefits(福利厚生)」「help-recruiting(採用活動)」といった具合にトピック別の相談窓口となおり、人事チームが従業員らの質問に回答し、Slackなので過去の履歴をさかのぼって以前に行われたやりとりを把握することもでき、これ自体が一種のFAQ(よくある質問)として機能しているなど、Slackという組織での業務を助けるさまざまな仕組みが存在しています。

自社に適したビジネスチャットの活用も検討されてはいかがでしょうか。
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投稿日:2019/10/07
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