レノボ・ジャパン社は、現在のテレワーカーの働き方とPCの使用環境に関する変化について調査を実施しました。
新型コロナ禍でテレワークを実施した人に意識の変化について聴取したところ、「実際に会わなくてもオンライン会議で問題ないと思うようになった(81%)、「通勤が当たり前ではないと思うようになった」(83%)と回答しており、テレワークやオンライン会議などの働き方に対する意識に変化があり、定着してきていることがわかるとしています。
テレワーク実施者に在宅勤務時の作業環境について調査をしたところ、書斎などの執務室(44%)が最も高く、順にダイニングテーブル(33%)、リビングの椅子やソファ(29%)が次いで高い結果となり、年代が高いほど、書斎などの執務室など比較的作業環境が整った場所での勤務の割合が高くなる一方で、20~30代はダイニングテーブルが高い傾向がみられたとしています。
テレワークにおいて業務で利用するノートPCの重視する条件を聴取したところ、具体的な仕様では、処理速度、必要なポートがあること、バッテリー駆動時間、堅牢性(丈夫さ)、画面の大きさ、PCの軽さなどが上位の結果となり、テレワークをしていない人と比べると、PCの軽さの重要性は、テレワーク実施者の方が26ポイント高くなっているとしています。
テレワークの導入には、人事労務・ICT・実施普及の3つの観点を意識する必要があると言われています。実施普及の観点からも、作業環境やセキュリティ面やそれに伴う制度や手当を検討されている企業も増えております。
テレワークにも欠かせない人事評価の仕組みづくり