企業専門出張リラクゼーションサービスを手掛けるイーヤスの調査により、テレワークをしているビジネスパーソンに聞いたところ、「出社時と比べて会話や雑談をする時間が減った」と答えたのは70.9%に達していることがわかりました。
「減った」と答えた人に、会話や雑談が減ったことによって生じた影響を尋ねたところ、「ちょっとした不安」(39.7%)を挙げた人が最も多く、順に「孤立感が増えた」(37.2%)、「寂しさが増えた」(25.6%)、「気分の落ち込み」(23.1%)と続いています。
このほか、会話や雑談が減ったことによって「コミュニケーション不足が生じた」、「大きな声を出す機会が減ったので、たまに声を出しづらい」、「人間関係の薄れ」といった意見も挙げられています。
また、テレワークで体を動かす時間は減りましたかという質問に対し、「減った(かなりを含む)」と答えたのは70.9%おり、体を動かす時間が減ったことによって生じた影響を尋ねたところ、「肩こり、首のこり」(55.1%)がトップ。以下、「肥満」(48.7%)、「眠気が多い」(30.8%)と続いた。
また、同社によれば、在宅勤務で起こりやすい4つの健康障害もまとめております。
・慢性的な運動不足
・VDT症候群の増加
・生活習慣の乱れ、体重増加
・メンタルヘルス不調
メンタル不全者が多発したという企業も耳にしております。
テレワークの普及により、企業における社内でのコミュニケーション不足によるメンタルヘルス、労働安全衛生面の対応も変化が求められているのかもしれません。
テレワークにも欠かせない人事評価の仕組みづくり