ITツールの比較サイトを運営するSheepDog社による、在宅勤務経験がある正社員を対象にした「在宅勤務における生産性の変化」についてのアンケートによれば、「在宅勤務で自分の業務における生産性に変化はありましたか?」という問いに「変わらない」と答えた人は60.33%、「上がった」が12.33%、「下がった」が27.33%となりました。
「在宅勤務中に業務以外のことをしているか?」という問いでは、「業務以外していない」(46.67%)が最も多く、次いで「YouTubeなどの動画閲覧」(20.67%)、「ゲーム・漫画・読書」(15.67%)、「外出」(15.0%)、「居眠り」(14.67%)、「資格や試験の勉強」(11.0%)となり、2位~6位を合わせると全体の約半数が業務以外のことをしていると回答しており、オフィスに出社する場合と同様の働き方は難しいことがうかがえます。
また、「YouTubeをBGMとして流すことで、従来よりもリラックスして仕事ができる」といった意見も挙げられていました。
「在宅勤務中に副業、自社以外の仕事をしたことがあるか?」という問いに「はい」と答えた人は24.0%、「いいえ」は76.0%で、7割強の人は自社の業務に取り組んでいることもわかりました。
副業を認める会社も増えましたが、2割弱の方が在宅勤務中に副業、自社以外の仕事をしたことがあるというアンケート結果を鑑みると、改めて副業を許可申請制にし、「勤務時間中に副業は一切いたしません。」と誓約されるなども一考かと存じます。
テレワークにも欠かせない人事評価の仕組みづくり