ビズリーチ社による「リスキリングに関する調査」によれば、67.6％のビジネスパーソンがリスキリングを実施しており、うち半数近くが個人で取り組んでいることが分かりました。
リスキリングに取り組んでいる企業は26.3％に留まっており、企業規模で見ると、従業員数5000名以上の企業が48.9％と最も多く、企業規模とリスキリングの実施率は比例することがうかがえます。
95.0％が「将来的に新たなスキルを身に付ける必要がある」と回答しており、その理由として「仕事の幅を広げるために、継続的にスキルアップしたいから」（68.0％）、「自身の希少性を向上させ、市場価値を上げたいから」（55.2％）と回答した人が多くなります。
企業の経営層や採用担当者に対し、自社の社員に積極的に身に付けてほしいITスキルを聞いたところ、1位が「プロジェクトマネジメント（PM）」（48.7％）、2位が「データ解析・分析」（46.1％）、3位が「セキュリティ」（32.8％）となります。
企業の経営層や採用担当者のうち、64.0％が「リスキリングに積極的に取り組むことは、市場価値を上げることにつながる」と回答しており、新たなスキルを身に付けて成果を出した社員に対し、昇格や抜てきを積極的に行うか尋ねたところ、「行う」は21.4％に留まっています。
会社として社員に求めるスキルなどを定め、教育体系や昇格要件などを検討されるのも一考です。
デジタル人材の人事評価制度セミナー