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人事・労務 令和5年の月額賃金31万8,300円、前年比2.1%増

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

厚生労働省は3月27日、「令和5年賃金構造基本統計調査」の結果を公表しています。
一般労働者(短時間労働者以外の労働者)の月額賃金は、男女計31万8,300円(前年比2.1%増)、男性35万900円(同2.6%増)、女性26万2,600円(同1.4%増)となります。
男女間賃金格差(男性=100)は74.8(前年差0.9ポイント低下)となり、男女計の前年比2.1%増は、1994年に2.6%増となって以来29年ぶりの水準となります。
賃金構造基本統計調査は労働者の賃金の実態を、雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別などに明らかにすることを目的として、毎年6月分の賃金等について7月に調査を実施しています。
賃金構造基本統計調査の結果は、企業ごとの規模や産業別に合わせて、労働者の職種、経験年数、年齢別に分析することができます。
4月に給与改定を行う企業や、これから賃上げの対応を実施予定の企業も多いかもしれません。
最新の調査が公表されていますので、参考にされてはいかがでしょうか。
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投稿日:2024/04/01
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