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人事・労務 今年の年末年始休暇に関する調査

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

2024年の年末年始は奇跡の9連休と言われています。

MS-Japan社が運営するMS Careerは、今年の「年末年始休暇に関する実態調査」の結果を発表しており、最多は「9連休」(52.6%)、「10連休以上」(11.5%)という結果となります。

 

年末年始休暇は楽しみか否かについて聞いたところ、76.4%が「楽しみ」と回答した一方、23.6%は「楽しみではない」と回答しており、年末年始休暇が「もっと短くても良い」理由について聞いたところ、「休み明けの仕事復帰がつらい」(40.0%)が最も多く、順に「どこへ行っても混雑・渋滞している」(37.8%)、「仕事の負担が増える」(20.0%)、「出費が増える」(20.0%)が続いていました。

 

今後転職する際、長期休暇の連休有無や日数を重視するか尋ねたところ、「約6割」が「夏季・年末年始の連休有無や日数を重視する」と回答していました。

 

法定を上回る年次有給休暇や企業独自の休暇制度を導入する企業が増えているように見受けられます。ただ、年次有給休暇の5日間の時季指定義務もありますので、企業の独自休暇の内容によっては5日間の取得した者に限定している認めているケースや、退職が確定している者には取得を認めないことを就業規則にも規定してるケースも見受けられます。

 

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投稿日:2024/12/23
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