10月21日 NIKKEINET 新型インフルエンザのワクチンについて、厚生労働省は20日、妊婦や基礎疾患(持病)のある患者などの接種回数を当面「原則2回」とし、年内にまとまる臨床試験の結果を待って1回接種が可能か判断することを決めた。 1回接種は19日から優先接種が始まっている医療従事者の20~50代のみ。 1歳から13歳未満の子供は2回接種が確定した。 同省が実施した臨床研究で「1回接種で効果的な免疫反応が期待できる」という中間報告が出され、16日に開いた専門家の意見交換会で「13歳以上は原則1回」と結論付けられた。 しかし、対象が20~50代の健康な成人に限っていたため判断を見直した。 妊婦や13歳以上の中高生については11月中旬以降、国産ワクチンを使った数十人規模の臨床研究を追加で実施し、12月中旬以降に出る結果で1回接種が可能かどうか判断するという。 (以上、記事より) 新型インフルエンザのワクチン接種基準がある程度決まったようです。 ワクチン接種には優先順位が定められていますので、これに従って接種する事になります。 医療従事者のワクチン接種はすでに始まりました。 民間企業の場合、家族にお子さんや妊婦がいたり、自身が妊婦の場合は、ワクチン接種を受けることができますが、これ以外はワクチン接種の優先順位としては当てはまりません。 企業側が自社で対策を講じていくしかないのと、個々の社員の予防対策に頼るしかありません。 感染しないこと、感染したらこれ以上拡がらないようにすることの徹底しかないようです。
新型インフルエンザに関するQ&A http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/info_qa.html インフルエンザの症状がある場合(受診方法) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster10.pdf インフルエンザの症状がある場合(療養法) http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou/pdf/poster10.pdf 新型インフルエンザワクチンQ&A http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02-07.html 新型インフルエンザに関連して労働者を休業させる場合の労働基準法上の問題に関するQ&A http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/20.html