10月5日 日経ネット
長妻昭厚生労働相は4日、国民の経済格差を表す指標とされる「貧困率」を測定する方針を固めた。
5日にも厚生労働省の担当者に指示し、削減する目標の指標とする。
米国などでは経済格差の指標として貧困率を公表しているが、日本政府は公表していなかった。
貧困問題に取り組む「反貧困ネットワーク」(代表・宇都宮健児弁護士)が測定を求めていた。
貧困率は全世帯を所得の高い順から低い順に並べた場合に中央となる所得の値(中央値)の半分に満たない世帯の割合で「低所得率」ともいわれる。
経済格差を測る代表的な指標としては、所得の分布の偏りを測る「ジニ係数」がある。
これまで政府はジニ係数を公表して国際比較しているが、経済協力開発機構(OECD)は加盟国を貧困率でも比較している。
(以上、記事より)
以前から日本政府として測定はしてきたものの公表をしていなかったという事なんでしょうか。
個々の家庭事情等もありますので所得水準だけで貧困率は図れないとは思いますが、生活の基本となる所得額を一定基準として利用するのは「あり」なんでしょう。
年末調整や確定申告により、日本の全世帯とはいかないものの相当数の所得額を把握できていますので。
日本で1番所得が高い順に並べたら、自分は一体何位になるものやら。。。
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投稿日:2009/10/06
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