自分の会社が厚生年金基金に加入していると、60歳になったら年金受給を受けることができます。
今年3月末時点で、厚生年金基金の受給対象者は約400万人。
このうち約3分の1の123万人が受給されていないとの事です。
厚生年金基金から支給される年金は、自分で申請しないともらうことができません。
会社を退職した後忘れているケース、転職した会社で厚生年金基金がないので忘れているケースなど様々あるようです。
厚生年金基金は、1ヶ月でも加入していると年金受給ができます。
まず、自分が働いていた会社で厚生年金基金に加入していたかどうかを確認してみてください。加入している場合には、加入員証が発行されていますので、こちらが手元にあれば加入状況が確認できます。
万が一、加入員証を紛失してしまっている場合でも、厚生年金基金で本人確認ができれば、年金を受給することができます。
生年月日・会社名・勤務当時の会社の所在地・勤務年数などにより、本人であると確認がとれれば問題ありません。
もし不明な点やあいまいな点がある場合には、社会保険事務所で自身の年金加入状況を照会してもらい、これを厚生年金基金連合会(企業年金連合会)に連絡をする事で、加入員証を紛失していても、厚生年金基金の年金を受給する資格ができます。
ただし、厚生年金基金への加入期間が数年しかない場合は、厚生年金基金自身での加入記録が残っていませんので、直接、厚生年金基金連合会(企業年金連合会)に確認をする事となります。
企業年金連合会
http://www.pfa.or.jp/
人事・労務の知恵袋
- 年金・保険 厚生年金基金の受給申請してますか?
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投稿日:2009/09/03
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