7月19日 日経産業新聞より
人材採用コンサルティングのディスコ(東京・文京、小坂文人社長)がまとめた「7月1日現在の就職活動状況」によると、大学4年生の84.1%が事実上の内定となる「内々定」を取得していた事が分かりました。
前年より1ポイント、直近の底値である2002年(72.1%)を12ポイント上回った形となっています。
内々定取得者1人あたりの内々定数は2.3社で、3年連続で2社以上となりました。
ディスコがモニターとして登録している来春卒業予定の大学4年生2000人に聞き、1091人が回答。
内訳は文系男子が373人、同女子が318人、理系男子が288人、理系女子が112人。調査期間は7月1日から9日まで。
(以上、記事より)
GW明けくらいから内定取得が大幅に増え、6月中に就職希望企業からの内定を受け、就職活動が落ち着いてくる状況を裏付ける結果です。
不思議なもので、学生の内定取得時期は買い手市場といわれた3年程とあまり変わっていません。
内定を取得できる学生は、採用市場がどうであれ、しっかり内定を取る事ができるという事。
就職活動に入る前から、自身の進路や考えをきちんと持っている学生は、企業も早い段階で欲しがる人材という事なのでしょう。
いつまでたっても思うように内定が出ない学生は、採用してくれない企業に不満を持つのではなく、自身のどこに問題があるのかを再認識する必要があるように感じます。
人事・労務の知恵袋
- 採用 大学4年生の84%が内々定
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投稿日:2007/07/20
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