インテリジェンスHITO総合研究所
調査結果サマリー
1.外国人の新卒採用を積極的に推進・検討している企業は33.9%
全国351社に調査を行なった結果、外国人の新卒採用を積極的に推進している、もしくは検討して
いる企業は全体の33.9%。
現地法人の地域別でみてみると、推進もしくは検討していると回答した割合が最も高かったのは東アジア(中国・韓国・香港など:45.2%)。次いで、ASEAN(45.9%)、中南米(42.9%)といった新興国が高く、欧州(39.5%)や北米(38.8%)を上回る結果。
小売・外食・宿泊・レジャーやメーカーなど、新興国を消費市場と捉え積極的に進出している業界での採用意欲の高さが表れた結果。
2.大企業の8割が外国人の新卒採用を積極化
企業規模別に確認すると、企業規模が大きくなるほど外国人の新卒採用に前向きである傾向が顕著に表れ、従業員5,000人以上の企業においては78.6%もの企業が積極的に推進または検討していると回答。
しかし、推進・検討している企業173社のうち、日本語を不問としている企業は1割程度にとどまっているほか、従業員1,000人以上の大企業では半数以上が「日本人の新卒採用学生と同時期での入社」を想定していることが明らかに。
日本語が可能な外国人は世界で少数であることや、横並びの採用・育成が外国人の志向性とマッチしないケースが多いことを考慮すると、日本がグローバル化するうえで、採用体制の見直しが課題に。
(以上、記事より)
国内の新卒学生よりも、優秀な外国人を採用するという企業が増えている傾向にあります。
特に理工系の学生を採用予定としている企業にみられる傾向で、国内の学生よりも優秀でポジティブであるとされます。
日本の学生は、外国人学生に比較すると、学力もそれほど高くなく思考もネガティブな傾向にあると発言される経営者の方も現にいらっしゃいます。
日本に留学している外国人は、日本語も問題なく話す事ができる学生が多く、より採用率を上げているものと思われます。
入社時期や日本語などの語学の問題が解決されていけば、今以上に、外国人雇用が進むと思われ、国内の新卒採用の傾向にも影響を与えるものと思われます。
外国人の新卒採用に対する企業意識調査(インテリジェンスHITO総合研究所)
http://hito-ri.inte.co.jp/news/contents2011/HITOResechNews001_global.pdf
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