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雇用・定年 今年の新入社員は「実力主義」より「年功主義」が魅力的

4月20日 日本経済新聞より

今年の新入社員は実力主義よりも年功主義の会社に魅力を感じていることが日本能率協会の調査で分かりました。

年功主義を好む人が49.1%だったのに対し、実力主義は48.3%。
年功主義が実力主義を上回ったのは2001年の調査開始以来初めての事です。
日本能率協会は「リストラで苦しむ親の姿を見てきたため、競争を避ける傾向がある」と分析しています。

実力主義を好む比率は2003年(73.5%)をピークに減少し続けており、前年調査では実力主義が63.8%で、年功主義が34.6%でした。

バブル崩壊後から続いていた就職氷河期が2005年春採用で終了。
2年連続で学生優位になり、それほど競争しなくても就職できるようになったことも影響しているようです。
(以上、記事より)


新卒採用をお手伝いしている企業へ応募してくる学生の印象も、上記の結果と同様の印象を受けています。

学生へインタビューした際にも、将来起業したいという意識はそれ程持ってなく、就職を決めた企業にできる限り終身で雇用されたいとの意識を強く持っているようでした。

売り手市場といわれるようになった2年前の学生は、複数の企業から内定をもらい、どの企業に就職するか選ぶという指向がありましたが、今年の学生は積極的に複数企業から内定をもらうというよりも、希望する1社から内定をもらうと他の企業への就職活動をストップする傾向があり、昨年と異なる指向があるようです。

採用する側の企業は、学生に共通する志向や意識が毎年変わっていくため、志向や意識の違いをキャッチするかに気を使わなくてはないと、自社にマッチした学生を確保する事が難しくなってきているのは確実なようです。

投稿日:2007/04/23
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