(株)ディスコの調査によると、今年度、インターンシップを実施するのは全体の40.0%。
業界別では「金融」が52.1%と半数を超えており、新規に実施する割合が最も多い業界は「サービス業」との事。
インターンシップの目的は「採用活動のための母集団形成」が最多で、採用スケジュールの変更を控え、より採用を意識したインターンシップへとシフトしている状況がみられます。
実施期間は「1~2日間」(58.4%)が多く、次いで「5日~2週間程度」(36.8%)でと、できる範囲で始めようという傾向にあります。
インターンシップを積極的に活用し、学生の母集団形成を行おうとする企業が、企業規模問わず増えてきています。
新卒採用市場が「売手市場」とされ、さらに活動開始時期がずれた事により、自社に合った学生の採用ができにくくなるのではという不安要素があるためと考えられます。
就業体験の意味合いが強いため、どこまで学生に企業が意図するイメージを持ってもらえるかがカギ。
良いイメージを植え付けるのではなく、自社で働く意義を学べるような仕組みであってほしいと思います。
参考)調査データで見る「インターンシップ最新実施状況」
http://www.disc.co.jp/column/?p=2061