先日のマタハラ(マタニティハラスメント)裁判にあるように、パワーハラスメントに悩む企業が増えています。
実際にハラスメント研修の依頼が増えている事からも、企業が扱いに困っている様子が伺えます。
ハラスメントは一度起きると相手との感情も関係するため、前の事例がそのまま活用できるとも限らず、判例などから一定の尺度はあるとはいえ、法律論だけで制限する事もできません。
ではどうやってハラスメントが起きない職場を作っていけばいいのでしょう。
職場でのコミュニケーションを密に観察しているのが一番でしょうが、毎日、どんな状況かと管理するわけにもいきません。
社員の健康状態を把握し安全配慮に気配りをするのと同じく、ハラスメントも定期的にチェックをし、できるだけ事前に対処できるようにしていきましょう。
ハラスメントが起きる要因として、職場環境、上司の感じ方、社員のストレス度合いなどがあります。
これらを定期的にチェックをし、必要に応じて面談を実施します。
会社がハラスメントに気を配ってくれていると社員が感じるだけでも、職場の雰囲気は変わってきますので、ぜひ実行してみてください。
参考)パワハラ診断(あかるい職場応援団)
http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/check
人事・労務の知恵袋
- 人事・労務 ハラスメントの定期チェックを
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投稿日:2014/11/25
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