ファーストクラスの乗客といえば、「超エリート」「一流」といったイメージだと思います。ファーストクラスの乗客は、マナーや立ち居振る舞い、服装から会話まで、どれをとっても申し分のない方たちだそうですが、共通項があることがわかりました。
飛行機の搭乗の際、CAは挨拶をして乗客のお出迎えをします。
ファーストクラスの乗客は必ず目を見て「おはよう」「よろしくね」と返答するのに対して、他の乗客クラスでは何の反応もしない人が一番多く、反応をしたとしても会釈か、小さな声で「どうも」という程度だそうです。
食事を運ぶ際にも、前者は常に「ありがとう」と返答するのに対して、後者は頷くだけ、無反応などだそうです。
CAも、目を見ながらの挨拶や、きちんと感謝の言葉を伝えてもらえると、もっとお役に立てることはないだろうかとモチベーションがアップするそうです。
目を見ながらの挨拶や「ありがとう」は、まさに相手の承認欲求を満たし、自己肯定感を満たします。また、相手に威圧感を与えることなく、威厳を示すこともできます。
職場でも、上司・先輩や取引先から気持ちのいい挨拶や感謝を示されると、嬉しいですし、モチベーションが上がらない社員はいないのではないでしょうか。
まさに承認力を高める効果であり、組織の中で行なわれる日常的な挨拶が、働きたくなる組織風土を作ります。
参考)ファーストクラスに乗る人は相手の目を見て「ありがとう」と言う
http://president.jp/articles/-/18022
承認力向上ワークショップ(無料体験版)
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412