「部下に仕事を任せても目標達成まで至らない」「後輩に指示を出しても、思うように動いてくれない」という悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか。
ANAビジネスソリューションは、「教える側が、会社の方針や上司からの業務指示を、そのままチームのメンバー、後輩に伝えてしまっていないでしょうか?」ということを必ず現場のマネージャーたちに確認しています。
人は基本的に新しい業務指示や、変更などは面倒いと感じる「変化を嫌う生き物」のため、「こういう理由で指示がきている」「お客様にとってこういうメリットがある」「私たちにもこういうメリットがある」という背景を丁寧に説明し、社員に納得してもらうことを重要視しています。
また、チームや個人が目標達成するときには「基本の徹底」も重要です。
ANAではベーシックマナーと言われる「基本動作」を新人研修から徹底し、「文化」として自分たちの手で作り上げています。
職場において、課長が毎回3分会議に遅刻をしていれば、そのチームの全員が3分遅刻するようになりますし、中堅社員があいさつをしなければ、後輩も「しなくていいんだ」と基本の徹底をやめてしまうなど、組織の習慣は悪いものほど早く全体に伝染します。
個人やチームが目標達成するには、マネージャーが方針や指示の背景の説明を徹底し、基本動作などを行動目標に掲げた人事評価制度を導入することが近道であり、組織風土の改善や一人ひとりの生産性アップにもつながります。
社員の生産性、業績がアップする人事評価制度を導入しませんか?
https://www.nari-sr.net/media/seminar/201702-03
参考)目標達成しない人が軽視する「基本中の基本」
~「個人目標」がないかぎり人は動かない~
http://toyokeizai.net/articles/-/158090