グーグルで行われた研究によると、チームで仕事をしていくときに、職場の「心理的安全性」が高くないと、個々のメンバーがうまく力を発揮できないということがわかっています。
「心理的安全性」とは、「あなたを信頼できますか?」と「あなたを尊重できますか?」
という2つの質問に「イエス」と答えられるかどうかで決まります。
グーグルは無料でランチを支給したり、幹部に質問ができる制度や、毎週金曜日の午後グーグル本社で「Thanks Google It’s Friday」という社長や幹部がプレゼンをし、質問者はそれに対して直接質問ができますが、その場には、お酒や食べ物もあって、参加者同士、フランクに議題について話し合う全社的なミーティングなどの仕事以外の人間関係を醸成する場がたくさん設けられています。
人は誰でも、信頼されている、尊重されているという実感があれば、安心感や信頼感につながり、信じられる人が自分の上司だったり、自分のチームにいたりすると、気持ちが楽になって今まで以上に成果を出せるようになり、社員の生産性にも大きく影響します。
日本企業は、飲みニケーションや社内運動会や社員旅行によって「心理的安全性」を高めてましたが、今はコストやコンプライアンスの問題、個人の意識の変化などがあり、「飲みニケーション」も減ってきている傾向にあります。
日常の業務の中で「心理的安全性」を高め、社員一人ひとりの生産性を上げていくには、相手の持ち味を見つけ、認めて承認することが効果的です。
社員がイキイキとする職場にしませんか?
https://www.nari-sr.net/media/seminar/20160412
参考)グーグルの人が「飲み会」を重視する深いワケ
~実は仕事の生産性も上げている~
http://toyokeizai.net/articles/-/163436