人事・労務の知恵袋

人事・労務 テレワーク社員はモチベーションが高い

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

テレワークを支援するレコモット社による「勤務形態別ワークライフバランスに関する意識調査」の結果が発表されました。

テレワークで実感した効果を聞いたところ、テレワーク会社員、フリーランステレワーカー共に「通勤時間を気にしなくなった」という回答が最も多く、「自由に使える時間が増えた」、「業務の効率が上がった」との声も挙がっています。

「自分は仕事のモチベーションが高いと思う」と答えた割合は、一般会社員が39.%、テレワーク会社員が78%、フリーランステレワーカーが75%となり、テレワークの実施が仕事のモチベーションを左右している可能性も明らかで、テレワークを行う人たちの8割以上が、「モチベーションの高さにテレワークが起因している」と回答していています。

自身の幸福度が「高い」と答えたのは、一般会社員で53%、テレワーク会社員で80%、フリーランステレワーカーで75%となり、幸福度にも差が表れています。

今後テレワークを実施したいと思っている一般会社員は「通勤時間を気にしなくていいから」(65.3%)、「移動時間が減るから」(54.2%)と、通勤に関するストレスの軽減を期待しているようです。

一方、テレワーク導入に向けた今後の課題は「インフラ(携帯電話やPCの貸与、社内システムへのアクセスなど)の整備が整っていない」(34.2%)や「上司や部下とのコミュニケーションが欠如する」(33.7%)と、テレワークの実施意向があっても、勤務する企業の6割以上はテレワーク実施に向けて何も行っていないことも明らかになっています。

テレワーク(リモートワーク、在宅勤務、サテライトオフィス勤務)の導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
テレワーク導入などのワークスタイルの変革には、「制度・風土・ツール」の3つの観点がポイントです。

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投稿日:2019/06/24
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