ネクストレベル社の調査により、仕事のやりがいを感じる時・感じられなくなる時がどんな時かわかりました。
仕事のやりがいを感じられない時についての回答は、「上司や部下、同僚などの職場の人間関係に不満があるとき」(35.4%)が最も多く、順に「成果を認められない」(29.8%)、「仕事が合わない」(23.3%)、「仕事のミスが重なった」(22.0%)、「昇進・昇給が遅い」(20.3%)となります。
仕事のやりがいを感じる時は、「感謝されたとき」(53.4%)が最も多く、順に「成果を認められた」(41.6%)、「目標達成した」(35.4%)、「給与・賞与が上がった」(32.8%)、「興味がある仕事をした」(27.2%)となります。
1位の「感謝されたとき」については、男女別および20~50代以上の各世代別でも1位となり、2位の「成果を認められたとき」は、50代以上で1位、20代、30代、40代では2位にランクインしています。
この調査によれば、社内で成果を認めるような風土や文化があるかないかで、仕事のやりがいに大きく関係性があると考えられます。
承認を行うことで、自己肯定感(自分は生きる価値がある・誰かに必要とされていると肯定できる感情)・自己効力感(課題や目標等を達成できる能力が自分にあるという感覚)を満たし、相手の内発的なモチベーションアップにつなげる事ができると言われています。
対面でコミュニケーションの機会が復活しておりますので、社内の風土や文化を改めて見直してもいいのかもしれません。
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