ハイブリッドワークをサポートするWebアプリ「ワカチエ」を提供するソノリテ社は、20~60代の管理職を対象に「部下に対するコミュニケーションの悩み」に関する調査を公表しています。
「コミュニケーションを取りにくいと感じる年代」について尋ねたところ「20代前半」(27.8%)が最も多く、次いで「20代後半」(22.6%)、「30代前半」(14.5%)と続いております。
「コミュニケーションを取りにくいと感じる要因」は、「世代差が大きく会話がかみ合わないため」(34.7%)が最も多く、順に「共通の話題がないから」(30.2%)、「部下から話しかけてくることがないから」(21.4%)と続いています。
コミュニケーション不足によるトラブルも発生しており、回答者からは「仕事の途中経過の報告がなく、ミスが見つかったときには修復が難しいほど大きなものになっていた」「叱ったつもりはないのに相手はパワハラと感じ通報された」などの声も挙げられていました。
社員間のコミュニケーションを取りやすくするために、企業全体で取り組んでいることでは「ミーティングスペースを設けている」(38.5%)が最も多く、順に「定期的に1on1ミーティングを実施している」(34.8%)、「コミュニケーションツールを使っている(チャット/社内SNS/仮想空間オフィス/コラボレーションツールなど)」(34.6%)などの取り組みが挙げられていました。
2017年のエン・ジャパン社の調査によれば、年下社員とうまく付き合うコツは「良いところを褒める」(67%)という回答が過半数を占めていました。
コミュニケーションの第一歩は「観察」であり、「観察」していなければ、褒める・叱る・評価などもできません。表情やしぐさ、言動など観察していれば、普段と違う様子などにも気づくこともできます。
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