フリーランスプロ人材マッチングのITプロパートナーズなどを運営するHajimariが、700人のビジネスパーソンを対象に実施した「管理職に関する意識調査」により、令和に求められるリーダー像は、監督型から「チームの雰囲気づくり」ができるキャプテン型リーダーにシフトしていることがわかりました。
どのようなマネジメントをされたいかについて、「チームの雰囲気を良くしてほしい」(18.8%)が最も多く、順に、「長所を褒めて伸ばしてほしい」(12.7%)、「ビジネスライクな関係でいたい」(12.3%)、「給与アップにつながる指導をしてほしい」(11.5%)、「成果さえ出せば進め方は任せて欲しい」(9.6%)、「新しい挑戦の機会を与えて欲しい」(9.4%)、「次のキャリアを考えたマネジメントをしてほしい」(7.6%)、「具体的な指示を細かく出してほしい」(7.3%)、「成果につながるなら厳しく指導してほしい」(6.5%)
と続いています。
3位に「ビジネスライクな関係でいたい」がランクインしていることから、プライベートには干渉しないことが「令和型マネジメント」の特徴として挙げられております。
また、「具体的な指示が欲しい」や「厳しく指導して欲しい」が下位にランクインしていることからも、マネジメントスキルが指導・管理能力から、育成やコミュニケーション力へと移り変わっていること分かります。
また、「過去、あなたにとって良い上司がいたか」を聞くと16.1%が「非常に良い上司がいた」と回答しており、過去に非常に良い上司と出会っている層は、約67%が管理職を選択肢として考えるか、積極的に目指したいと回答している一方で、「上司との関わりがほとんどなかった」と回答した16.7%は、約76%が「管理職は絶対に避けたい」と回答しており、良い上司との出会いが、次世代のマネジメント人材育成の鍵を握っていることが分かる結果となっています
自社によっての良い上司とは何かを見つめ直し、管理職に求める役割や評価方法も変更をしてもいいのかもしれません。