8月2日 日本経済新聞
ソフト開発のサイボウズは2日、全社員235人を対象に在宅勤務制度を同日から試験導入したと発表した。
取得可能日数は月間最大4日まで。
外出先から社内の情報共有システムなどへアクセスできる自社サービスを利用する。
10月末までの試験運用を踏まえ、本格導入の時期を決める。
同社はネット経由で社内メールや資料の閲覧などができるサービスを展開しており、在宅勤務者も同サービスを活用する。
制度の利用は希望者が対象で、業務に支障がないか検証する。
通勤時間の削減による効率化や育児、介護との両立支援が目的。
通勤や社内業務が困難な障害者にも制度活用を推奨し、今後は障害者雇用の拡大にもつなげる。
(以上、記事より)
育児・介護に限らず、業務に支障がなけれ希望者利用できる点に注目されます。
サイボウズならではのITインフラが整っているというのも制度導入の一因でしょう。
在宅勤務制度では、就業時間の管理と労災発生時の因果関係を特定する事がポイントとなります。
本人からの申し出が基本となる以上、みなし労働時間を導入するなど、本人の働き方に一定の裁量を持たせたものとならざるを得ません。
一方で多様な働き方ができるという意味では、今後の雇用拡大や福利厚生的な面で活かす事も可能といえます。
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- 人事・労務 サイボウズ、全社員対象に在宅勤務制度
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投稿日:2010/08/03
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