2月19日 日経産業新聞
楽天と楽天リサーチ(東京・品川、森学社長)は2011年新卒採用に関する調査をまとめた。新卒採用人数の増減について企業の人事担当者に尋ねたところ「昨年(10年度)に比べ減らす予定」と回答した人は23.5%と昨年10月実施の前回調査に比べ同1.9ポイント増えた。
「増やす予定」の回答も11.3%と同1.8ポイント増加した。
「10年度の業績がみえてくるなか、採用人数も削減と増加の二極化傾向が出始めている」と楽天リサーチではみている。
採用人数の増減について「横ばいの予定」との答えは39.1%と最多だったが、前回調査に比べて同4.5ポイント減った。
「昨年採用はあったが、今年は新卒採用を実施しない」との回答は前回調査と同じ7.4%だった。
(以上、記事より)
従業員規模が大きく構造的な組織になっているほど、人数に増減があるものの定期的に新卒採用を継続していくことで、組織構造がいびつにならずに年齢構成のとれたものとなります。
中小規模では、新卒社員への教育体制が不十分だったり、即戦力へのニーズが高かったりすることから、継続的に新卒採用を続けられず、また景気にも左右されるため新卒採用を打ち切ったりというケースも出てきます。
また買い手市場の今だから、優秀な人材を集められると積極的に新卒採用を行うなど、企業の置かれている状況・規模により採用数も増減が極端になってきているともいえるでしょう。
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- 雇用・定年 2011年春入社の新卒採用、削減と増加の二極化?
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投稿日:2010/02/19
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