1月21日 日経産業新聞
2010年春に入社を予定している新卒内定者の5人に1人が「景気がよければこの会社に入らなかった」と考えていることが、人材育成コンサルティング会社、シェイク(東京・目黒)の調査で分かった。
企業の新卒採用数の大幅減少の影響で、第1志望ではない会社の内定を渋々受諾した学生が多いとみられる。
従業員200人以上の企業の10年春入社の内定者155人と09年春の新入社員155人の計310人を対象に、昨年11月インターネットで調査した。
(以上、記事より)
全部が全部というわけではないでしょうが、上記と同じような心境で入社志望企業を選択した学生が多かったのかもしれません。
採用は、その時々の景気に大きく左右されるものですが、自分のやりたいもの・進みたいものが決まっている学生は早い段階で内定を受けています。
こういう学生は言動も一致していますし、企業側からみて不快な行動をとる事もありません。
何度もいいますが、どの時代でも変わっていません。
最後の最後まで内定が決まらない学生は、メールでのやり取りひとつとっても、普通では考えられないような送り方をしてきたり、どこの誰だかも分からないようなメールを送ってきたりします。
元々の意識が違っているのです。
志望企業を選ぶときも「こういう事を将来やりたいから、この企業に入りたい」ではないのです。
就職できたらどこでもいい、どうせ就職するのら名の通ったところがいい、という意識なのです。
やりたい事や進みたい道は、その時々で変わってくることもありますが、自分をしっかり持っているという事が、内定を取れる学生と取れない学生の違いだとつくづく感じています。
人事・労務の知恵袋
- 雇用・定年 新卒内定者、5人に1人が「不況だから渋々入社」
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投稿日:2010/01/25
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