12月11日 日経ネット
日本経済新聞社が10日まとめた2009年冬のボーナス最終集計(1日現在)によると、1人当たりの税込み支給額(加重平均)は70万1571円と前年比14.81%減り、20年前の水準まで落ち込んだ。
過去最大の減少率となり、平均支給額は12万円減った計算。
自動車や電機など基幹製造業が軒並み2割前後のマイナスとなり、消費は一段と厳しさを増しそうだ。
643社を対象に集計した。平均支給額が減るのは2年連続。
今冬の水準はIT(情報技術)バブル崩壊後の02年(72万8999円)を下回り、89年の69万2654円以来の低水準だ。
減少率は11月4日時点でまとめた中間集計(141社、14.04%減)とほぼ同水準で、1978年の調査開始以来最大となった。
(以上、記事より)
今冬のボーナス額の減少は以前より各ニュースでも取り上げられていましたが、支給平均額が20年前と同程度になってしまったようです。
20年前といえばバブル景気の絶頂期。
この頃のボーナス支給額は70万円ほどだったんでしょうが、右肩上がりの経済成長を続けていましたので、毎年のボーナスが減るという意識はなかった事と思います。
医療関連は好調のようですが、多くの業種では支給額目減りとされています。
雇用確保を優先した施策を行っているところが多いため、人件費圧縮のためには賃金への影響は避けられません。
デフレ宣言も出されましたが、来年こそは明るい兆しがみえて欲しいものです。
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- その他 ボーナス20年前の水準に 今冬平均70万円
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投稿日:2009/12/11
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