11月25日 日経産業新聞
バス製造のジェイ・バス(石川県小松市、柴田計社長)は、小松事業所(小松市)など2拠点で、近隣に事業所を構える企業の正社員約70人を3~5カ月の期間限定で雇い入れた。
元の企業に籍を置いたまま「出向」の形をとる。
ハイブリッドバスなどの受注が好調で労働力の確保が急務となり、余剰人員を抱える企業と利害が一致した。地域の雇用を連携して守る狙いもある。
ジェイ・バスは、同社が「期間応援契約」と呼ぶ正社員出向の契約を近隣企業と結び、10月に小松事業所で機械メーカーなど5社から30人強を受け入れた。
宇都宮事業所(宇都宮市)では今月、数社から約40人を雇った。
それぞれ観光用や路線用のバスの生産部門に配置する。
雇用期間は、小松は12月までだが、1~2カ月延長する可能性もあるという。宇都宮は来年3月までの契約。
(以上、記事より)
近隣企業で余剰人員を抱えているところからの雇用を行うという、興味深い試みです。
同業種・異業種に関わらず、企業間での人材調整を行うことで雇用確保ができる形は、どこでも実現可能なことといえ、このような形での求人情報の公開を組織化して実施できれば、地方に限らず、広く全国で対応できるものと思います。
人事・労務の知恵袋
- 雇用・定年 ジェイ・バス、近隣企業の社員を短期雇い入れ
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投稿日:2009/11/26
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