10月30日 日経産業新聞
楽天と楽天リサーチ(東京・品川、森学社長)は2011年卒業予定者の新卒採用に関する企業の人事担当者を対象にしたインターネット調査をまとめた。
それによると、11年卒の新卒採用人数は10年卒に比べ「減らす」予定の企業が21.6%に達することが分かった。
「10年卒は採用したが、11年卒の新卒採用は取りやめる」企業も7.4%あり、就職戦線は引き続き厳しい状況が続きそうだ。
採用人数を減らす予定と答えた人に、具体的にどの程度減らすか尋ねたところ、「11~20%減」が25.4%で最多だった。
次いで、「21~30%減」(19.1%)、「51%以上減」(18.5%)、「41~50%減」(17.3%)が続いた。「4割以上減らす」企業の合計は35.8%に達した。
(以上、記事より)
2011年新卒採用の動向がみえてきました。
弊社でもお客様の状況を伺っていると、まだ具体的に決定していない・採用はするものの人数は減らすとの声を聞いています。
企業規模の大きいところでは、一旦新卒採用をストップしてしまうと組織構成上の穴が空いてしまい、組織バランスが崩れてしまう事がありますので、採用人数の調整を行いつつも新卒採用を継続していくこととなります。
2010年新卒採用市場も厳しい状況でしたが、2011年も同様の傾向となると思われます。
が、早い段階で就職先を決定している学生は必ずいます。
どこの企業でもいいからといって決めているのではなく、自身の方向性が明確な学生ほど、採用市場に影響されることなく企業から内定されています。
在学中の物の捉え方、学生生活上の意識の違いが、自身の将来に大きく影響していく事は間違いありません。
人事・労務の知恵袋
- 採用 2011年卒の新卒採用、「減らす」2割超 民間調査
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投稿日:2009/11/01
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