6月24日/日経産業新聞より
産業能率大学(東京・世田谷)が2009年入社の新入社員を対象に働き方について調査した結果によると、「終身雇用を望む」と回答した社員は全体の73.5%に上り、95年の調査開始以来、過去最高となった。
就職先選びで重視する項目は、企業風土や福利厚生を選ぶ社員が増えた。
不況下で安定志向が高まっている新入社員の意識が浮き彫りになった。
景気悪化で企業が採用数を絞ったり、一部では内定を取り消したりするなどの動きがあったことから、終身雇用を望む傾向が高くなったもようだ。
過去最も低かったのは2002年の50.5%で、IT(情報技術)系ベンチャーなどの起業が盛んだったことを背景に「転職への抵抗感がうすれて終身雇用を望む人が減った」
(以上、記事より)
終身雇用を希望する学生が増えているということは、就職を希望する企業もベンチャー企業より大手企業へとシフトしています。
以前にもお伝えしたように民間企業ではなく公務員を目指す学生が増えているというのも、このような志向の変化によるところが大きいようです。
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人事・労務の知恵袋
- 採用 今年の新入社員「終身雇用望む」73% 不況下で安定志向映す
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投稿日:2009/06/25
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