5月15日/日経産業新聞より
テンプホールディングスは就業経験のあるエンジニアを対象に教育事業を始める。
研修で技術を習得させてから派遣する育成型派遣のノウハウを活用。
各エンジニアが必要とする技術だけを効率的に学習できるように内容を絞り込んだ講座を開設する。
講座は自社の派遣スタッフだけでなく取引先企業など一般に広く開放し、教育事業として新たな柱に据える。
エンジニア向け教育事業はIT(情報技術)系などの技術者派遣を手掛けるテンプスタッフ・テクノロジー(東京・渋谷)が担当する。
第一弾として建築・土木設計に必要なAutoCAD操作とウェブシステムの開発に必要なPHP、HTML言語の講座を5月下旬に開設する。
講座はいずれも最短で1日から最長でも1週間。人数も最大10人と集中的に学ぶ形にする。
(以上、記事より)
派遣社員の技術力アップを教育ではかり派遣をしやすくするだけでなく、教育自体を、広く一般に開放し事業として展開するという点、また景気回復面がきたときに、すぐに対応できるよう先行して技術者教育を進める点に注目できます。
昨日あたりから、景気の底打ち感が出てきたとのニュースが流れてますが、人材や賃金については、景気の動きより遅れて反応する傾向があるため、技術者派遣でもまだまだ苦戦を強いられている企業が多くあります。
使用するプログラム言語によっては、技術者の余剰が非常に多く、仕事につけない方も出ていますので、市場のニーズに応じた教育プログラムが充実されるよう期待します。
人事・労務の知恵袋
- 採用 テンプホールディングスがエンジニアを対象に教育事業 内容絞り効率育成
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投稿日:2009/05/15
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