2010年春卒業予定の学生の就職活動は昨年までと一変し、企業側の買い手市場の様相を強めている。
主要企業は事実上の「内定」にあたる内々定を出し始めているが、日本経済新聞社などが学生に実施したアンケートでは、内々定の獲得者は全体の2割弱にとどまった。
企業の採用枠減少の影響もあり、4人に1人が「内定を得る見通しが立っていない」または「来春の就職を断念する」と答えた。
調査は、NTTレゾナントと就職情報サービスのディスコと共同で実施し、来春卒業予定の大学、短大、専門学校生の計450人から有効回答を得たもの。
(以上、記事より)
いわゆる「イチゼロ」新卒は、昨年までとうって変って、採用は買い手市場になってしまいました。
ここ2~3年は、GW前で8割近く内々定が出てたのですが、今年は2割弱。10%台です。
景気がいつ底を打つか見守っている状態では、企業もなかなか内定を出せず、他社の状況もにらみながらとなると、夏休みに入る7月までは積極的に内定を出す企業は極めて少ないといえます。
他の記事でも、来春の就職を断念し大学に留年して残る学生が増えているとありましたが、新卒採用は極めて厳しい状況といえるようです。
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- 採用 来春の新卒者、内々定獲得はまだ2割
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投稿日:2009/05/07
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