4月26日 日本経済新聞より
2010年春の新卒採用活動について、大手企業の86%がすでに事実上の「内定」にあたる「内々定」を出し始めたものの、採用活動の終了は昨年より約1ヶ月遅くなることが日本経済新聞社のアンケート調査で分かった。
景気悪化で大手企業は10年春の採用数を絞る。
学生の売り手市場だった昨年から一変し、企業が必要な人材をじっくり見定める動きが広がっている。
アンケートは4月20―22日に主要企業を対象に実施。101社から回答を得た。
内々定を20日までに「一部出した」と回答した企業は70%と大多数を占めた。
金融や自動車、電機、商社など幅広い業種で4月上旬から中旬にかけて内々定を出し始めている。
すでに内々定を「出し終えた」のは三菱地所など3社、「ほとんど出した」のもNTTなど13社あった。
(以上、記事より)
ここ2~3年は、大手企業ではGW前までに内定を出し、GW明けから夏休み前までに中小企業も内定を出すという動きで、新卒採用活動がされていました。
今年は一変して「買い手市場」といわれている中、企業側が学生取り込みを急がず、じっくりと採用選定を行っている事が伺えます。
いつの時期でも、優秀な学生(何をして優秀というかはさておき)は採用内定を取れていますので、学生側も周囲の情報に惑わされる事なく、しっかりと企業を見定めて活動してほしいと思うところです。
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- 採用 2010年春の新卒採用活動、終了は例年より1ヶ月後ずれ
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投稿日:2009/04/28
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