08/11/28 読売新聞より
埼玉りそな産業協力財団がまとめた県雇用動向調査で、埼玉県内企業の35・9%が「人員に余裕がある」などとして2009年度の新卒採用を見送っていることがわかった。
現在の雇用人員が「余剰」と答えた企業が14・2%(前年比3・1ポイント増)、「不足」が17・2%(同12・8ポイント減)で、人員の余剰傾向が強まりつつある。
調査は10月中旬、県内に事務所を置くおおむね従業員10人以上の企業945社を対象に実施。236社が回答した。
正規、臨時両従業員を合わせた雇用の過不足感を業種別に見ると、製造業は「不足」が11・0%で前年比17・1ポイント減と大幅に減少。「余剰」が18・6%で「不足」を上回った。
余剰の対応策は「採用中止による自然減」が37・5%で最も多く、次いで「生産業務体制見直し」「パート・アルバイトの雇用停止」がいずれも34・7%だった。
特に「パート・アルバイトの雇用停止」は前年比11・2ポイントの大幅増で、財団は「売り上げ、受注が好転している時期にパート・アルバイトの補充でしのいできた企業が、このところの受注・生産の減退に応じ、パート・アルバイトの雇用を抑えてきているようだ」と分析している。
(以上、記事より)
景気不透明感より、来年度の採用を控える企業が増えているようです。
非正規社員雇用への影響は早い段階から出てくるとみられていますが、アンケート結果からも動向が伺えます。
人事・労務の知恵袋
- 雇用・定年 2009年度の新卒採用、36%が見送り
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投稿日:2008/11/29
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