3/25 NIKKEI NETより
正社員とパート社員の待遇差是正を目指す改正パートタイム労働法の施行を4月に控え、小売りや外食大手の74%がパートから正社員への登用制度を導入した。
日本経済新聞社の施行直前調査で判明した。すでに正社員となったパートは約1万人。
厚生年金制度や賞与制度を導入に取り組む企業もほぼ5割あり、パートの待遇改善を人材確保につなげる動きが広がっている。
イオン、高島屋、日本マクドナルドなど主要38社(雇用パート約50万人)の回答をまとめた。
すでに7割強の企業が正社員への登用制度を持ち、導入予定や検討中を含めるとほぼ9割に達する。
(以上、記事より)
4月1日からの法改正により、パート社員の業務内容が正社員とあまり変わらない場合には、正社員と同程度の処遇にしなければならないため、大手小売・流通企業では昨年後半から、パート社員の正社員登用が進んでいました。
導入予定・検討中を含めると9割近い企業がパートの正社員登用を実質行おうとしているわけです。
パートの処遇改善に一役かった形になりました。
ワークライフバランスと言われるように、働く側が自分の生活スタイルを考えながら働き方を選ぶ時代になろうとしています。
パート社員としての働き方も多種多様あっていいはず。
今まで、パート社員の処遇が良くなかった背景もあるでしょうが、一方でパート社員として働きたい人も多くいる点も考慮し、働く側が選びやすい雇用形態や処遇制度を会社は揃えていくことを求められてきていると思います。
人事・労務の知恵袋
- 人事・労務 パートの正社員化、74%の企業が実施
-
投稿日:2008/03/26
IT業界の人事・労務、就業規則 社会保険労務士法人スマイング
〒151-0072 東京都渋谷区幡ケ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F
新宿駅から京王新線で3分「幡ヶ谷駅」下車 北口より徒歩1分
※当サイトの文章、イラスト、写真、図や表などの無断転載を禁止します。