4月16日 日本経済新聞より
人材派遣各社が主婦層を中心に女性労働力市場の開拓に本腰を入れ始めました。
企業の新卒採用拡大で派遣要員が集まらなくなったうえ、企業からの依頼は急増し人材供給が追いつかないため。
各社とも首都圏や関西圏など大都市近郊にある住宅地での面接回数を増やしたり、面接中に子供を預かるサービスを提供するなど主婦向けサービスを強化し、眠れる女性労働力の発掘につなげたい考えのようです。
最大手のスタッフサービスは東京や千葉など首都圏の郊外にある住宅地で、不定期に派遣登録希望者を面接する「登録会」を大幅に増やしています。
これまで吉祥寺、立川、柏などで月間20回程度しか実施していませんでしたが、3月から60回と3倍に引き上げました。
月に数回しか開いていなかった関西や愛知などの住宅地でも10―20回程度に増やし、社会復帰を狙う主婦層の誘致を強化するとの事。
(以上、記事より)
求人難を乗り切るため、市場に出回っていない休眠中の労働力に注力したものです。
子育てや介護で退職をした女性が、再度仕事をしたいと考えている率も多いらしく、とはいえフルタイムで働く事が難しい場合もあるため、多様な働き方ができる市場が増えていけば間違いなく眠れる女性労働力をフル活用できるのではないでしょうか。
人事・労務の知恵袋
- 雇用・定年 派遣会社各社が眠れる女性労働力を開拓
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投稿日:2007/04/18
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