3月27日 日経産業新聞より
企業の新規株式公開が増加するなかで、経理・財務部門の経験者の求人が増加しています。上場直後の企業を中心に決算関連の業務が増大し、人手不足感が強まっているのが要因のようです。
ベンチャー企業の間では上場準備に関連した業務を担う人材の需要が拡大し、中途採用のほか派遣スタッフの引き合いも旺盛で、派遣料金は上昇しているとの事。
経理・財務部門向けの派遣スタッフ市場で企業が人材会社に支払う料金は、経験年数3年程度の人材で1時間当たり2,200―2,300円(首都圏、交通費別)。前年同期に比べ20―50円高くなっています。
決算期末のこの時期は例年、経理経験の求人が高まりますが、「今年の求人数は前年比20%増のペース」(スタッフサービス)とされ、需要拡大が鮮明となっているのが伺えます。
(以上、記事より)
新興市場へのベンチャー企業の上場が増えてきており、また昨今話題になっている内部統制に関する体制整備などもあってか、経理・財務関連の人材不足感がさらに高まっているように感じます。
人材に関しては専門技術を必要とする職種で不足感が高く、しばらくはこの状態が続くように思います。
人事・労務の知恵袋
- その他 新規株式公開の増加で経理経験者の派遣料金が上昇
-
投稿日:2007/03/30
IT業界の人事・労務、就業規則 社会保険労務士法人スマイング
〒151-0072 東京都渋谷区幡ケ谷2-14-9 ヤナギヤビル4F
新宿駅から京王新線で3分「幡ヶ谷駅」下車 北口より徒歩1分
※当サイトの文章、イラスト、写真、図や表などの無断転載を禁止します。