3月20日 日本経済新聞より
携帯電話向けコンテンツ(情報の内容)配信のアクセルマークは部課長クラスに中途採用の権限を付与しました。
個人的なつながりなどを通じて自分の担当部門に必要な人材を採用できるようにするとの事。
採用実績を幹部社員の査定項目として意欲を向上させ、採用難を乗り切りたい考えのようです。
その結果、このほど幹部社員による採用者の第一号が誕生しました。
各部門の責任者がほしい人材を採用することで、通常の人事部経由の採用に比べ、人材と業務のミスマッチも防ぐことができるとしています。
採用枠は設けないが、幹部社員は部門ごとの予算管理を担っており、不要な人材を採用する事態は起こりにくいとしています。
(以上、記事より)
企業が採用を行う場合、現場からの採用要件と人員計画を元に、人事部門が中心となって行なわれるのが多いかと思います。
今回のアクセルマークでは、担当部門の一定管理職に採用権限にプラスして採用実績を評価の査定項目に加える事で、より現場が真剣にミスマッチを防ぐべく採用活動を行うような仕組みにしたともいえます。
採用した人材と実際の現場や業務とのミスマッチが起こり、結果として短期での退職が出るのであれば不効率。
最低限必要とされる人材を効率よく採用できるのであれば、これに越した事はありません。
人事・労務の知恵袋
- 採用 部課長クラスに中途採用の権限を
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投稿日:2007/03/26
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