【今回のポイント】
1.自社のソーシャルメディアガイドラインを設けルールを明確にする
2.ガイドラインを設けるだけではダメ、継続的な意識付けが不可欠
最近は、フェイスブックなどのソーシャルメディアを使う社員が増えてきました。
個人利用と業務上での利用との区別もしにくく、また外部への情報発信も、不用意な発言等がないか内容が心配になります。
情報管理では、どのような対処をしていけばよいのでしょうか。
まずソーシャルメディアガイドラインを策定し、するべきこと・してはいけないことのルールを明 確にするよう検討してみましょう。
ガイドラインでは、企業全体としての行動規範が基本となって作られているか、また利用にあたり具体的な発言例を示した想定事例や、ソーシャルメディアの理解を深めるための参考情報などが豊富に盛り込まれたものとします。
合わせて、ソーシャルメディアに慣れていない社員に対しては、気をつけなければいけない点を明らかにした上で、必要以上に怖がらずに利用できるような道筋を示すようにします。
そしてガイドライン策定後は社員の意識を高めるためにも、社内等で定期的に研修やセミナーなどを実施し、継続的な意識付けを行っていきます。
ソーシャルメディアガイドラインについては、公開している企業もありますので参考にされるのもよいかと思います。
またガイドラインの策定と合わせて、ガイドラインを遵守しなかった社員に対する処罰を検討し、就業規則の服務規律と懲戒規定とで罰則を設けるようにしていきます。
就業規則で定める服務規律は、企業秩序を維持確保するために必要な事項を規則を持って定めるもので、会社の秩序を維持するためには必要不可欠な規定といえます。
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- ワンポイントQ&A ソーシャルメディア利用時の注意点
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投稿日:2012/08/10
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