日本経済新聞
仕事のストレスで発症したうつ病など精神障害の労災認定について、厚生労働省が専門家による検討会を立ち上げ、認定までの期間短縮に向けた議論を進めている。
支給決定までの時間は現状では平均約8.7カ月で、これを半年程度まで縮めたい考え。
来夏をめどに報告書をまとめ、精神障害の認定指針(同省労働基準局長の通知)を改定する。
期間が短縮されれば、障害が原因で失業中の患者の経済的負担軽減につながると期待される。
(以上、記事より)
精神障害の労災認定は、業務との因果関係が証明しにくい事から、労災認定決定までの期間が長期になるとされています。
業務上災害であると明確なものについては、早期に認定をする事で、本人負担も軽減されます。
課題は、その後の復職。
一度発症すると治ゆしたとされても再発しやすいとされます。
いかに再発にならず仕事に就けるようになるか、本人の努力だけではなく、周囲のフォローも必要とされるでしょう。
人事・労務の知恵袋
- 人事・労務 精神障害、労災審査短縮へ 8.7カ月を半年に
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投稿日:2010/11/29
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