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人事・労務 労災死者、9年連続最少 昨年 1075人 重大災害も大幅減

5月15日 日本経済新聞
2009年の労働災害による死者数が1075人で前年比で15.2%減ったことが14日、厚生労働省のまとめで分かった。
9年連続で過去最少を更新した。
一度に3人以上が死傷した重大災害も228件と前年比18.9%減り、過去最悪の水準を脱した。

厚生労働省は「景気悪化で工場の稼働率が落ちたり、工事量が減ったりしたことが影響した」と分析している。

業種別の死者数は建設業の371人(前年比13.7%減)と製造業が186人(同28.5%減)とで半数近くを占めたが、いずれも大幅に減少した。
(以上、記事より)

景気低迷の影響もあってか、労災での死亡者・事故件数ともに減少したとの事。

9年連続で減少しているという点では、安全衛生面での企業努力も行われているともいえ、景気の影響だけではなく、安全衛生面の強化によって労災事故が減少したのであれば喜ばしいところです。

労働災害の一番の原因は、ヒューマンエラー。
ちょっとした油断やミスが事故を引き起こします。

ひとつひとつの行動に注意をし、また事故を起こさないための注意確認の徹底を継続する事が、地味ではありますが確実に労働災害の発生を抑える事となります。

平成21年における死亡災害・重大災害発生状況等について/厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006cdg.html


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投稿日:2010/05/17
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